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“ダメだカンサン”
ドンジュの声がサンに聞こえました。
サンに弾き飛ばされて意識を失っているドンジュの、心の声が響いたようです。
その瞬間、サンの目の色が正常になりました。
そして、吊り上げられた状態になっていたアン牧師が、墜落。
サンの両手がまたもしびれたようになりました。
次の瞬間、また、サンの姿が消えたのです。
居合わせた信徒たち、丁度来たばかりのイ刑事とパク刑事は、目の前で起こった事が信じられません。
サンは、カイの元に瞬間移動したようです。
眠り続けています。
ドンジュとパク刑事は、サンが消えた経緯をヨンテから聞きました。
訪ねて来た男が、サンの無くした靴の片方を持っていたと聞き、27年前にサンを追っていた男に違いないとドンジュは思いました。
腕の入れ墨を考えると、アン牧師の主催する新興宗教の信者の可能性が高く、目の前で消えたサンを神だと勘違いしたんだろうと。
カイからドンジュに連絡が入りました。
サンが無事だと聞き、ドンジュはほっとしました。
ドンジュは、カイに言いました。サンと一緒にここを去った方が良いと。
サンの体調が良くない事を、ドンジュはカイに言いました。脈拍が弱くなっていて、何度か倒れているんだと。
サンは特別な子で、医者には治せないと言いました。ただ、兄を求めていると。
カイは、殺人者である自分とサンが一緒にいる子とは、サンにとって良くないと思っているようです。
このまま隠れ住み続けるなんて、サンには不幸な事だとね。
しかし、サンの気持ちを考えると、拒絶し続ける事も出来ません。
イ刑事は、“チョン・チャングン”について調べていました。
施設にいるチャングンの父を訪ねましたが、認知症の進んでいる父親は混乱していて、きちんとした話を聞くことは出来ませんでした。
ただ、彼の息子チャングンは随分昔に行方不明になったようだと分かりました。死んだと思ったりもしたようです。そして、ハヌルと言う名前も、父の口から出ました。
ハヌルが行方不明のチャングンに成り代わったと容易に想像が出来ます。
しかし、イ刑事は、それを公表する気にはなれません。
サンの意識が戻りました。
兄の机の上に、リュックに入っていた石を見つけました。
サンは思いだしていました。その石を拾ったのは、幼いドンジュだったことを。
そして、隕石の可能性があるということも。
その石が、27年前に自分を救ってくれ、ドンジュのところまで導いてくれたに違いないと思いました。
カイは、サンに言いました。
一緒に暮らそうか?と。学校に通う事も出来ないだろうし、辛い事も多いと思うが・・・と。
サンは即答しました。
「うん。全て大丈夫。平気だ。」
しかし、ドンジュとも会えなくなると聞くと、急に寂しさを感じたサンでした。
ドンジュは、父が殺された場所に初めて足を運びました。
やっと、父の無念を晴らせると思ったのでしょう。
そこで、同じように花を手向けている人物を見つけました。
あの男です。手に十字架の入れ墨のある男。
男は、ドンジュの問いに正直に答えました。
ドンジュ父を殺したのはピョン議員だということを。
ドンジュ父の事件後、男は罪を悔い、懺悔をしながら生きて来ました。
ドンジュは言いました。許しを請うのは神ではなく、保育園から消えた子供たちにです・・・と。
ドンジュの言葉に従い、男はその足で警察に出頭しました。
男の自白で、ピョン議員の犯罪は暴かれました。
しかし、既にピョン議員は死んでいるので、控訴することはできず、捜査は終了してしまうことになりました。
ヨンテが、ミョンソクからのプレゼントの時計の中に盗聴器が仕掛けられていることを発見しました。
時計屋に価値を調べてもらおうと預けた時、時計屋が発見し、ヨンテに知らせたのです。
今、ドンジュにはお金が必要だと思ったのです。
ヨンテも、本当に良い人ですよね。泣かせる人情の持ち主です。
ヨンテはすぐさまドンジュに知らせました。
ドンジュは、時計に向かって語り掛けました。盗聴器の向こうにいるミョンソクに向かって。
テマンの罪を知っていて、黙って成り行きを見ていたなと言うと、ミョンソク、焦りました。
テマンに話したらどうなるかな・・・と、敢えてビビらせました。
勿論、そんなことする気はありません。
ミョンソクは、充分びびりました。
サンは、カイと一緒に暮らすことにしたと、ドンジュに言いました。
ドンジュは心から喜びました。
教団の敷地内から、多くの白骨が発見されました。
アン牧師は、逮捕されました。
事は一気に進みました。
テマンの手下で殺人やその他の“仕事”をして来た男が捕まりました。
そして、テマンから全ての罪を被れと命じられた秘書が出頭しようとしたのですが。
ミョンソクが秘書を説得しました。
兄のテマンをこのまま野放しにしておくのは、自分にとっても危険だと思ったのです。
秘書は、出頭し、正直にありのままを供述しました。ナ教授殺害犯は、テマンだと。
それによって、テマンとチェ検事は、逮捕されました。
ウジョンは若年性の認知症でした。
最初、サンと会ったのは病院でした。定期的に通院していたようです。
治療を受けてはいますが、少しずつ症状は進んでいるようです。
ウジョンはサンと言う頼れる人が近くにいてくれることを心強く感じていました。
しかし、サンは、しばらく会えなくなると告げるしかありませんでした。カイと共に離れる予定だからと。
ウジョンの傍に居てあげたい気持ちは山々ですが、カイには自分しかいないわけで・・・。
ごめん・・・と謝るサンに、ウジョンは気丈な姿を見せました。
「必ず会いに来る。」
と、サンは言いました。
私があなたを覚えてる間に来てね・・・とウジョンは笑顔で言いました。涙をためて・・・。
ウジョンを演じてるカン・マルグムさんですが。1979年生まれの45歳です。
サンを演じてるぺ・ヒョンソンssiは1999年生まれ。
20歳差です。
役柄や設定を考えると、ウジョン役は本当に適役です。
しかし、何より驚いたのは、「軍検事ドーベルマン」での刑事役や、「赤い袖先」でのサンの母親役ではかなり年配に見えたのに、この作品では本当に若々しいところ
27年経っても、サンが愛しく思っても当然・・・そんな感じです。
俳優って凄いと又思わせてくれました。
イ刑事がカイに会いに来ました。
チョン・チャングンについて調べたと言いました。そして、カイとは別人だと分かったと。
カイは、覚悟が出来ていたようですが、緊張していました。
その緊張が、イ刑事の言葉でふっとほどけました。
27年前のあの高校生に逢えたら、必ず言いたいことがあるんですと、イ刑事は言いました。
「済まなかった。ずっとそう思っていたし、これからも一生、そう思い続ける。」
そして、続けました。
失礼しました、どうかお元気で・・・と。
深々と頭を下げて、イ刑事は去っていきました。
イ刑事の気持ちが、カイには十分伝わりました。
人に触れたらその人の事が分かると言う超能力が、サンから消えていました。
きっと、アン牧師を殺そうとした時からだとサンは言いました。
翌朝、サンは、ドンジュにメモだけを残して、部屋を出て行きました。
お世話になりました、また現れるからね・・・と。
ところが、サンがカイの家を訪ねると、カイの姿がありません。
ドンジュにカイから連絡が入りました。
「カンサンと胸を張って生きていきたいんだ。」
カイは、自首しました。
2年が経ちました。
ドンジュは新しい本を出しました。
タイトルは「奇跡の兄弟」。
カイの出所まで、残り3年。
サンは、能力が戻って来たようです。ウジョンにいつでも会いに行ける距離にいます。
ドンジュとサンは、カイが住んでいたコンテナハウスに住んでいます。
特に期待しないで視聴を始めたのですが、これが、思った以上に面白かったです。
親子の愛情、友情、思いやり等々で泣かされるシーンも多々ありました。
お勧めですね
