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ヒョンスが好きです・・・とジョンウが言うと、流石にヒョンスの両親は驚き、戸惑いました。
でも、悪い気はしなかったようです。
気まずくなりそうなところを、ジョンウが、何度も振られてるけど・・・と言葉を足すことで笑いを引き出す事が出来ました。
帰りの遅くなったヒョンスを、ジョンソンが待っていました。
そして、ヒョンスをレストランの屋上に連れて行きました。
以前、二人で植えた苗の花が咲いていました。
それをヒョンスに手渡し、ジョンソンが言いました。不安にしてごめん・・・と。
ポケットから指輪を取り出し、差し出しました。この指輪、ジョンソンがデザインして作ってもらったこの世で一つしか無い指輪なんです。
「一緒に住もう。」
そう言って、そっと抱きしめました。
でもね、ヒョンスはYesと言えませんでした。時間をちょうだい・・・としか。
落胆したジョンソンの表情が痛々しいです。
ヒョンスの作品の放送が前倒しとなりました。決まっていた番組が中止になったのです。
予定外に忙しくなると分かっていますが、ヒョンスは引き受けました。チャンスを逃したくはありませんからね。
そんな時、ジョンソンの店にミシュランガイドから連絡が入りました。一つ星としてガイドに掲載すると。
思いがけない知らせに、ジョンソンやウォンジュン、従業員たちは抱き合って喜びました。
少しずつ客足が戻って来ているとは言っても、まだまだ経営は厳しい状況でしたからね。
これを機に、一気に人気店となっていく『グッドスープ』。
もう、いくらジョンソン母といえども、予約無しには食事も出来ない状況となったのです。
勿論、ジョンソンはすぐにヒョンスに連絡しました。
ヒョンスは心から喜びました。
ヒョンスもジョンソンも互いの仕事に追われる日々となってしまいました。
そんなある日、二人は久しぶりに会いました。
良い報告が出来て、以前に戻ったかと、思えました。
でも、ヒョンスは指輪を返しましたのです。
「ごめん。強引だったよね?待つべきだったのに。」
会えなかった5年間、ヒョンスはジョンソンへの想いを疑う事無く持ち続けていました。だから、再会した時、運命だと思ったのです。
実は、一度、ヒョンスはジョンソンを追ってパリに行ったのです。
でも、ジョンソンが店を変わっていたので、会えずに帰国したのです。
ジョンソンは、ヒョンスと付き合っているうちに、自分が両親のことを克服していなかったことに気づいたと言いました。
でも、それも今では、自分の中で克服できつつあると。
その話を聞いて、ヒョンスは言いました。一人で解決してほしかったんじゃない・・・と。
「あなたの問題を共有したかったの。」
もう自信が無い・・・とヒョンスは言いました。
もっと努力するからと、ジョンソンは言いましたが、これはジョンソンの所為じゃなく、ヒョンス自身の受け取り方の問題なんです。
「待つよ。」
ジョンソンは、やっとのことでそれだけを言いました。
そのまま別れて帰ったヒョンスですが、家の前まで来た時、耐えられなくなりました。
座り込んで泣きだしました。
残されたジョンソンは、一人、ぼんやりと座り続けていました。
これは・・・別れなの?
お互い、想いは変わらないのに、一緒に居られないの?
全てを共有しなくちゃ不安なの?
・・・私には、ヒョンスの気持ちが理解できません。
二人とも、ますます仕事に追われるようになりました。
その方が良かったかもしれません。辛さを思い出さなくて済む時間が持てるから。
ジョンソンを、以前、ジョンウから紹介されたエリックシェフが訪ねて来ました。
レストランの経営が行き詰まりそうになった時、有名シェフのエリックとコラボする提案を持ちかけられたことがありました。結局、ジョンソンが断ったのですが。
エリックシェフは、ジョンソンのお金のために信念を曲げないところが気に入っていたようです。
知り合いが香港に新しい店を出す事になり、ジョンソンにその店のヘッドシェフを任せたいと言いました。好条件での仕事です。
グッドスープも並行して続けられるようです。
ただ、最初の半年ほどは、香港の店に専念することになるだろうと言いました。
ホンアも作品の編成が進んでいました。
ところが、今回、ヒョンスの作品が前倒しになったため、同じ会社の作家の作品が同時間に放送されることになってしまう事態になったのです。
で、ホンアの方が時間をずらすと言う決定が放送局で成されてしまいました。
激怒したホンア。何故自分が譲らなくてはいけないのかと、ジョンウに噛みつきました。
でも、これはジョンウが決めたわけじゃありませんので、どうしようもありません。
ホンアはこのところ、全てが自分の意に反した方向に進んでいるように感じていました。
ジョンソンの想いはヒョンスに向き、唯一自分を長年思い続けてくれていたウォンジュンですら、スジョンと交際し始め、自分を見向きもしません。
監督はジュナと思っていたのに、ジュナはヒョンスを選び、ミン監督になってしまいましたし。
泣きじゃくるホンアを、ヒョンスは優しく宥めました。
自分も辛いことがあるし、順調じゃないけど、それはホンアには言わない・・・と言いました。
「何故かは言わない。あなたが喜びそうだから。」
勿論、それはジョンソンとの別れでした。
でも、それはギョンの口から、ホンアにすぐに伝わりました。
そして、ホンアの口から、ジョンウにも・・・。
ジョンウは相変わらず皆の解決役を担っています。
仕事とはいえ、大したものです。
疲れませんか?・・・とヒョンスが聞きました。
「一人でいることや、解決役に慣れた。」
と、ジョンウは言いました。人間は結局、一人だ・・・と。
でも、一人じゃ生きられない・・・とヒョンス。
「人を愛すると寂しいだろ。それが嫌だ。」
「同感。」
その答え、ジョンウには意外だったようですね。ハッピーエンドだと思っていたでしょうからね、ヒョンスは。
ジョンソンは、ヒョンスの家の前に立っていました。
電話したい気持ちをぐっと堪えていました。
でも、その夜、ヒョンスは家に帰って来ませんでした。会社に泊まり込んで仕事をしていたのです。
ジョンソンは後日、ヒョンスを呼び出しました。
香港行きの話をしました。
おめでとう・・・とヒョンスは素直に喜んであげました。
「行けば半年は戻らない。一緒に行く?」
環境を変えれば、前の関係に戻れるかも・・・と。
「前の関係ってどんなのか、分からない。ごめん。」
ため息と一緒にヒョンスが告げました。
「いや・・・。」
とても静かな二人でした。
それでもジョンソンはヒョンスを諦めきれません。
何度もヒョンスの家の前まで行きました。ドアや窓を見つめるだけです。
でもね、ある夜、仕事でジョンウがヒョンスの家に来たのを見てしまったのです。仲良さそうな二人の姿を。
ヒョンスのために、諦めようと思ったのかしら?
香港に旅立つ決心をしました。一人で・・・。
ここに至っても、ずっと迷い続けていました、ジョンソンもヒョンスも。
ジョンソンが出発する日。
ヒョンスは、想いが溢れて来ました。離れていた5年間、そして再会してからの時間。想いは変わりません。
飛行機の時間も知りませんでしたが、とにかく会いたいと思いました。
車に飛び乗って、走らせました。ジョンソンの元に。
そして、ジョンソンも、ヒョンスに会うために駆け出していました。空港行きのバスにはとても乗れませんでした。
