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やっぱり、今話も、サンの気持ちが掴めませんでした、私には。
それより何より、ウォンの苦しみだけが募って、痛々しいし、可哀相だし、見てて辛い展開です。
明るいラブコメ好きな私には、重いストーリーが続きます。
ウォンは、婚礼の準備の間中、いえ、婚礼の最中も、サンのこと、リンのことを考えていました。
ふと、母ウォンソン公主の言葉が頭を過ぎりました。
ウォンソン公主は芍薬が好きです。あまり笑顔を見せない母が、芍薬の花を見た時は微笑んでくれたのを、ウォンは覚えていました。
時には花を見て泣く事もあったので、何故泣くのかと、幼いウォンが尋ねた事がありました。
「知らぬ方が良かった。世の中にこのような花がある事を知らねば良かった。いくら美しくても好きになるべきでは無かった。」
幼いウォンは、母の言葉に意味が分かりませんでした。でも、今は分かりました。
いくら美しい花でも、忘れられる程度の愛で、深入りしない。いつでも捨て去ることができるように・・・。
自分は、そう賢く生きていると思っていたウォン。その自分の思い込みが間違いだったと、今、気付いたのでしょう。
ダンは、ウォンの生気の無い目を見ました。悲しみに苛まれている目でした。
式の間中、ウォンがダンに目を向けても、本当に見ているのは、ダンを通り越した、ずっと後のようでした。
終了後、忠烈王とウォンソン公主に挨拶に行く途中で、ウォンは衣装を脱ぎ棄てて、行ってしまいました。
両親が久しぶりに積もる話をしているだろうから・・・なんて、誰も信じない言い訳でした。
置いてきぼりにされたダン。
これも耐えなくてはいけないのでしょうか。彼女も哀れです。
リンがウォンの前に現れ、サンとの結婚を許してほしいと言いました。
許す筈ありません。
リンは、今宮中で流れているウォンの悪い噂を消すためにも、サンと結婚して、ダンと共にウォンの傍にいる・・・と言いました。
でも、ウォンには、リンの事が信じられなくなっていました。
サンを得るがための方便だと感じたのでしょう。
ウォンは、サンを役職付きにした・・・と任命書をリンに見せました。それによって、サンを傍に置くと。
「私がお前の為に、何を諦めて来たか」
と、ウォンはリンに怒鳴りました。
どちらが欲しい?サンか世子の座か・・・と。
何をバカな・・・とリンが言いかけた時、ウォンは、リンが忠烈王と会っていた事を知っていると口を挟みました。
リンは、忠烈王がソン・インたちの謀略を気付いていると感じていました。
だからこそ、傍で忠烈王を守り、ウォンとの仲を取り持とうと考えているようです。
そう説明すれば良いのに、怠るから、ウォンに思いを理解してもらえないのですよ
妖しげな香によって意識を奪われている忠烈王ですが、ソン・インやプヨンたちの思惑はちゃんと気づいてて、ヨンべクが殺されたのも、サンが狙われているのも、その財産のためだと察しているようです。
だから、リンにサンを守ってくれと言いました。
そして、自分の事も守ってほしいと言ったのです、忠烈王は。
だからぁ、リン、そう言えば良いのよ、ウォンに。
今のウォンは、サンへの想いにとらわれて、冷静さを欠いているけど、長い間のリンとの関係を考えたら、理解してくれると思うけどねぇ、あたしゃ。
サンは、ウォンの指示で隔離されていました。
ウォンが会いに来ました。
自分の周りには、言葉をそのまま伝えてくれる者がいないと言いました。言葉も行動も伝える者によって悪意を持って歪曲される事ばかりですからね。
そのため、忠烈王はウォンやウォンソン公主の事を意味も無く恐れ、ウォンは父に二人だけで会う事すら出来なかったわけです。
でも、少し気持ちが分かると言いました。
今は、一日中サンの事が気にかかって仕方が無い・・・と。傷つけられていないか・・・と。
お前を守るために呼んだ・・・とウォンがサンの手を取りましたが、サンはそっとほどきました。
「サン、お前は私の一番だと何度も言った。あの時は、お前が一番だったが、今は違う。お前は私の“最後”だ。私の傍に、今はお前しかいない。」
ウォンの笑顔が寂しげでした。
サンは、言いました。首飾りは口実です。
「連れ去られたリン様を助けてほしいと頼みに来たのです。」
ウォンの表情が痛いです。
リンはイ・スンヒュに会いに行きました。
そこには、ウォンソン公主がいました。
スンヒュは、リンを信じていました。最後までウォンを裏切らないのは、リンだとウォンソン公主に言いました。
リンを頼るべきでした・・・とスンヒュはウォンソン公主に言いました。
そして、ヨンべクの一件で調べた事を報告したのです。
ヨンべクの居た部屋で香が焚かれていた・・・と証言した女官が、直後に殺されたと。
ウォンソン公主も、リンも、一人思い浮かびました。プヨンです。
これで分かりました。
ウォンとウォンソン公主の仲を裂こうとしているのも、リンとウォンの仲を裂こうとしているのも、あの一味だと。
ウォンソン公主が、ウォンの為に力を貸してほしいとリンに言いました。
「もう遅すぎました。」
と、リン。
プヨンはもう自分の部下だと言っちゃったよ。
えーっこの三者会談で、意思疎通を図れば良いのに
リンは、何故
ソン・インたちを騙すのなら、味方からってこと
忠烈王の命令で会議が開かれる事になりました。
政務の代行をしているウォンには何の連絡もありませんでした。
会議には、忠烈王は現れず、代理としてリンが現れたのです。
そして、忠烈王の命令書を読み上げました。
ヨンべクの死の真相を明らかにせよ、王の代理をしている世子ウォンの評価を下せという内容でした。
ヨンべクの検死をした医官の証言等で、病死ではなく、何者かによる殺人の可能性が高くなってきました。
そして、命令したのが、ウォンソン公主だという疑いが濃くなってきたのです。
分かり切ってる展開に、ウォンは頭を抱えました。
その頃、ウォンソン公主は、忠烈王の部屋に向かっていました。
そこで彼女が見たのは、意識が無いほどに眠り込んでいる忠烈王と、そのそばで痴態を見せているソン・インとプヨン。
流石にこれは想像していなかったでしょう、ウォンソン公主。
ここまで酷い輩だったのかと、必死に忠烈王を揺り起そうとしました。
ソン・インとプヨンを捕えるよう兵に叫びました。
でもね、結局、ソン・インの配下の者に、護衛を殺され、何も出来ないまま、屋敷を出されたのです。
虚ろな表情で、何とか自分の部屋に戻ったウォンソン公主。
彼女の気力も体力も、もう残ってはいませんでした。
そのまま息を引き取ってしまったのです
会議の席で、力なく座っていたウォンの元に内官が泣きながら駆けて来ました。
ウォンにいつまでこんな苦しみが続くの
重いわ・・・。
